関節リウマチの治療

免疫調節薬

2013/01/27更新

 免疫調節薬のブシラミンとサラゾスルファピリジンは、従来から使われている効果的な抗リウマチ薬です。この2つの薬は、軽症~中等症の関節リウマチに使われることが多いです。重傷でも、メトトレキサートが使いにくい人などに用いられます。また、副作用が生じることがあるため、定期的に血液検査や尿検査をしながら治療を進めます。
 これらの薬の特徴を以下に示します。

 

ブシラミン(商品名:リマチル)
主な特徴
  • 同じ系統のペニシラミンより、重い副作用が少ない。
  • メトトレキサートと一緒に使うと、より高い効果がある。
注意が必要な副作用
  • 皮膚炎
  • 腎障害
  • 血液障害
  • 間質性肺炎

 

サラゾスルファピリジン(商品名:アザルフィジンEN)
主な特徴
  • 少ない量でも効き目がよく、比較的早い段階で効いてくることが多い。
  • ヨーロッパでは標準薬として使われている。
注意が必要な副作用
  • 肝障害
  • 血液障害
  • 皮膚粘膜症状

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