ステロイド
2013/02/03更新
ステロイドとは、副腎皮質ホルモンを人工的に作った薬です。副腎皮質ホルモンとは、体内の糖質や脂質、タンパク質、骨などの代謝を調節するホルモンの総称です。少ない量で強い抗炎症作用があり、関節リウマチの治療に使われます。
ただし、副作用が出やすいので注意が必要です。
重い副作用
- 感染症
- 骨粗鬆症
- 低身長(子どもの場合)
- 動脈硬化
- 副腎不全
- 消化性潰瘍
- 糖尿病の合併・悪化
- 精神症状(躁状態・うつ状態)
軽い副作用
- ムーンフェイス、腹部・肩の脂肪沈着
- 多毛、皮下出血、にきび、多汗症、皮膚が薄くなる
- 白内障、緑内障、眼球突出
- むくみ、高血圧、うっ血性心不全、不整脈
- 筋力や筋肉量の低下
- 月経異常
- 白血球数増加
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