関節リウマチの症状記事一覧
関節のこわばり・痛み・腫れ-関節リウマチの症状
関節リウマチの初期症状でもっとも多いのは、朝起きた時、手や指の関節に”こわばり”や動きにくさを感じることです。例えば、目覚まし時計を止めたいのに、手がこわばってうまく止められなかったり、体を起こそうとしているのに、どうもスムーズに動かないといった症状です。痛みが無くても、その時点ですでに関節が炎症...
微熱や疲労感-関節リウマチの症状
関節リウマチになると、体のだるさや微熱が現れることもあります。食欲がなくなったり、体重が減ってくるというケースもあります。 こういった症状を単なる疲れだと見過ごしてしまうこともあります。関節の症状に加えて、体のだるさや微熱、食欲不振などの症状が続く場合は、関節リウマチの可能性もあります。放っておか...
関節の破壊・変形-関節リウマチの症状
関節リウマチで炎症が慢性的に続く主な理由には、「炎症性サイトカイン」が出続けてしまうことです。炎症性サイトカインとは、自己の組織を攻撃するよう働きかけるタンパク質のことです。炎症系サイトカインの放出が止まらないと、関節の軟骨や骨は次第に破壊されていきます。 骨はその質を保つため、破骨細胞によって骨...
悪性関節リウマチ-関節リウマチの症状
悪性関節リウマチは、関節の炎症に加えて血管の炎症を併発している病気です。関節リウマチ患者の0.7~1%の方に見られる病気です。 血管に炎症が起こると、血管が詰まったり血管壁が破れたりして栄養分を各臓器に送れなくなります。そのため、臓器に障害が起こったり、臓器そのものが壊死することもあります。また、...
若年性関節リウマチ-関節リウマチの症状
特に16歳以下で発症したものを若年性関節リウマチといいます。病気のタイプは大きく3つに分けられます。全身型(スティル型)主な症状40度ほどの高熱と平熱とを繰り返す。胸、太もも、上腕などにサーモンピンク色の発疹が現れたり消えたりする。発症しやすい年齢2歳前後と10歳前後が発症のピーク。男女差はない。...
関節リウマチで見られる合併症
合併症とは、もととなっている病気が引き金となり、二次的に起きてくる疾患のことです。関節リウマチにもさまざまな合併症が見られます。合併症を起こすと、次のような問題が起こります。使用する薬の種類がとても多くなる。もととなっている関節リウマチを治すための薬が効果的に使えなくなる。合併症の治療を優先するケ...