若年性関節リウマチ
2013/02/01更新
特に16歳以下で発症したものを若年性関節リウマチといいます。病気のタイプは大きく3つに分けられます。
全身型(スティル型)
主な症状
- 40度ほどの高熱と平熱とを繰り返す。
- 胸、太もも、上腕などにサーモンピンク色の発疹が現れたり消えたりする。
発症しやすい年齢
- 2歳前後と10歳前後が発症のピーク。
- 男女差はない。
多関節型
主な症状
- 発症6ヶ月以内に全身症状を伴わない。
- 関節炎は、左右対称5関節以上に見られる。
- 手足の関節や膝関節に起こりやすい。
発症しやすい年齢
- リウマチ因子陽性群では、10歳~12歳に発症のピークがある。
- リウマチ因子陰性群では、6歳~7歳に発症のピークがある。
- 女子に多く見られる。
少関節型
主な症状
- 発症6ヶ月位内に全身症状を伴わない。
- 関節炎は4関節以下。
- ひざや股関節などの大きな関節に炎症が起こる。
- 虹彩炎という目の病気を合併することもある。
発症しやすい年齢
- 4歳以下の女子に多く見られる。
- 8歳以上の男子に発症することもある。
- 日本人にはあまり多く見られない。
若年性関節リウマチ-関節リウマチの症状関連ページ
- 関節のこわばり・痛み・腫れ
- 関節リウマチの症状を紹介します。このページでは、関節のこわばり・痛み・腫れを紹介します。
- 微熱や疲労感
- 関節リウマチの症状を紹介します。このページでは、微熱・疲労感を紹介します。
- 関節の破壊・変形
- 関節リウマチの症状を紹介します。このページでは、関節の破壊・変形を紹介します。
- 悪性関節リウマチ
- 関節リウマチの症状を紹介します。このページでは、悪性関節リウマチを紹介します。
- 関節リウマチで見られる合併症
- 関節リウマチの症状を紹介します。このページでは、関節リウマチで見られる合併症を紹介します。