関節リウマチの手術

滑膜切除術

2013/04/21更新

 滑膜切除術は、炎症を起こしている滑膜を切除してしまう手術です。
 まだ軟骨が十分に残っていて、関節の破壊が進んでいない状態の人に行います。薬物療法でも痛みをコントロールできず、軟骨が残っている人向けの手術なので、炎症が進み、軟骨が無くなっている人には行えません。
 滑膜切除術がよく行われる関節は、指、手首、ひじ、ひざなどです。
 滑膜切除術のメリットは、皮膚を切開する部分が少ないので、傷跡がほとんど残らないことです。傷が小さいので患者さんの負担も軽いです。デメリットは、効果が永久では無いことです。切り取った滑膜が再生し、再び炎症を起こすこともあります。その場合は再手術を検討する必要もあります。

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